エンペシドLは、イミダゾール系の抗真菌成分クロトリマゾールを有効成分とする、腟カンジダの再発治療薬です。1日1回錠、6日間の使用で腟カンジダの再発に効果をあらわす発泡性の腟錠です。
佐藤製薬はイミダゾール系抗真菌剤「クロトリマゾール」を有効成分とする、膣カンジダの再発治療薬「エンペシドL」(第1類医薬品)を、2011年5月から発売しました。クロトリマゾールをOTC医薬品に配合したのは初めてです。
「エンペシドL」は、医療用の「エンペシド膣錠100mg」と同一製剤で、1日量1錠中にクロトリマゾール100mgを含有します。膣内の水分で崩壊する発泡性のある錠剤のため、有効成分が膣内の隅々まで広がり、患部に効果的に作用します。無臭・無着色の錠剤で、油脂性基剤を使用しておらず、夏場でも融解することがないので、下着などを着色する心配がありません。
エンペシドLの主要成分の主成分は、クロトリマゾールです。この成分はアゾール系のうちのイミダゾール系抗真菌薬で、腟カンジダの再発治療に効果があります。
医療用クロトリマゾール膣錠(エンペシド膣錠100mg)の承認時までの国内臨床試験において、一般臨床試験では89.5%(231例/258例)、二重盲検比較試験では93.8%(75例/80例)、他剤との比較試験では93.2%(55例/59例)の計90.9%の有効性が示されました(膣錠単独使用例)。
安全性については、対称症例5771例中5707例が「副作用なし」と評価され、安全性は98.9%でした。また、認められた64例(1.1%)の副作用については膣局所のみに認められ、主な副作用症状は5つでした。熱感(0.73%)・刺激感(0.23%)・痒(0.12%)・発赤(0.12%)・疼痛(0.10%)です。
これらの実験結果から、安全にお使いいただけるお薬と言えるでしょう。
営業中
現在担当しているのは・・・
山田 陽子
岸 千尋