現在、エキセドリンは、【エキセドリンLOX】、【エキセドリンA錠】、【エキセドリンカプセル】、の3製品が販売されています。その中で、第一類医薬品として販売されているのが【エキセドリンLOX】で、2015年に発売されました。指定第2類医薬品として販売されているのが【エキセドリンA錠】、【エキセドリンカプセル】で、共に2007年に発売されました。エキセドリンA錠とエキセドリンカプセルは、錠剤とカプセルの違いだけで、成分や効果は同じです。
(市販薬すなわちOTC医薬品は、薬事法により、副作用の発生状況、販売実績、使用難易度などを考慮してリスクレベルが分類されており、第1類医薬品 > 指定第2類医薬品 > 第2類医薬品 > 第3類医薬品という順番で区分されています。リスクレベルが高いほど副作用が強い傾向にありますが、薬の効果も高くなります。)
エキセドリンは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く製薬会社であるブリストル・マイヤーズ スクイブにより製造販売されていました。もともと欧米では認知度の高い薬です。歴史も古くアメリカでの販売は1968年に販売開始されています。
その後2005年に、スイス・バーゼルに本拠地を置く国際的な製薬・バイオテクノロジー企業であるノバルティスに事業譲渡されました。日本では2007年に、洗剤から医薬品まで幅広く手掛けるライオンが、ブリストル・マイヤーズ スクイブより商標権を取得し、中国を除くアジアとオセアニア地域で販売を開始しました。現在は、国内でも認知度が高く、人気のある解熱鎮痛薬です。
痛み止めの効果が強い順番は、【エキセドリンLOX】が一番強く、次に同位で【エキセドリン錠】【エキセドリンカプセル】となります。なので、耐え難い痛みや、厳しい痛みに対処する場合は、効果の高い【エキセドリンLOX】を、軽度の痛みと感じれば【エキセドリンA錠】【エキセドリンカプセル】を検討することが望ましいでしょう。
副作用という点で考えますと、副作用の現れ方は個人差がありますので、【エキセドリンLOX】を服用してみて副作用が合わない、又は、副作用が強いと感じた場合には、【エキセドリンA錠】【エキセドリンカプセル】を服用するという考えでもいいでしょう。
また、腰痛や、肩の痛みが酷いといった症状に特に効果を期待するならば、【エキセドリンLOX】がいいでしょう。
営業中
現在担当しているのは・・・
山田 陽子
岸 千尋